【暑い夏12】「波の技法_clip note」

大海原を思い浮かべる。大海原を航海する時、私たちはただ波に身を任せるだけでは目的地に辿りつくことは出来ないだろう。波を読み、ある時は波を超えなければならない。自由な横断な方法、とノアムは言った。他者を聴き、自分を聴くこと。目的地は分からないし、そんなものはないのかもしれない。けれどノアムの「波に乗る」も、波と付き合う一つの技法なのだと思う。